希望の時期に入居したいなら不動産の購入スケジュールを確認しておこう

公開日:2022/11/15

人生で最も高いか物だと言われる不動産の購入ですが、価格が高すぎるがゆえに何度も経験することがないでしょう。しかし、買い直しができないため、後悔しないよう慎重に検討したい方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、不動産の購入にかかるスケジュールについて解説していきます。

物件を探すのにどれくらいかかるのか

物件探しは個人がインターネットを使って行う場合もあれば、不動産会社に相談して紹介してもらう場合もあります。ただ、最近はインターネットが普及し、簡単に物件探しができるサイトが複数あります。そのため、通勤時間や休日の空き時間を使って、まずは個人で物件探しをする方が多いでしょう。

ただ、インターネットにはさまざまな情報が溢れているため、ある程度希望の条件を決めて検索するのがおすすめです。たとえば、エリアや物件の価格、広さ、築年数、周辺環境、立地などが挙げられます。すべての条件を満たすことはむずかしいかもしれませんが、ここだけは譲れないというポイントを明確にしておきましょう。条件を決めて物件を検索し、希望の物件があれば不動産会社に内見を申し込みます。

ただ、希望の物件が見つからなければ物件を探す期間が長くなります。数か月~半年は物件探しにかかるといえるでしょう。

内見も時間がかかるもの

不動産の購入では、1軒だけを内見するケースは珍しく、ある程度条件にマッチする物件を複数見学するのが一般的でしょう。しかし、内見も時間がかかるものだと認識しておく必要があります。

まず、希望の物件が空室であればよいですが、居住中の物件の場合はスケジュール調整に時間がかかる可能性があるでしょう。また、居住中の物件の場合、何度も内見するのがむずかしいため、1回の内見できちんと情報収集する必要があります。複数の物件を同時に内見するときは、少なくとも半日、長い場合は1日かかると考えておきましょう。

なお、1日に内見できる数にも限界があり、休日に回る場合は内見だけでも時間がかかります。また、内見をするときは物件の中だけをチェックするのではなく、周辺環境や駅までのアクセス、物件全体の管理状況なども確認しましょう。気に入った物件が見つかれば内見の期間は短くて済みますが、なかなか物件が見つからないと内見だけで数か月かかることもあります。

購入までの道のりは長い

物件探しや内見だけである程度時間がかかりますが、購入手続きをするのにもさまざまなステップを踏まなければなりません。

まず、購入する物件が決まったら、住宅ローンの仮審査の手続きを行います。希望の金融機関がなければ、不動産会社から紹介される会社を選ぶとよいでしょう。仮審査は、借入する本人の年収や属性、家族構成、購入予定物件などを加味し、いくらの融資できるのかが決定されます。事前審査は必要書類を提出してから2~3日で結果がわかります

その後、物件の売買契約を行い、住宅ローンの本審査を行います。仮審査には通過していますが、本審査で正式に融資可能かどうかが決定されるのです。仮審査と本審査の審査内容はほとんど同じですが、本審査は結果がわかるまでに1週間ほどかかります。本審査が無事終わったら、住民票と印鑑証明を異動し、金銭消費貸借契約を取り交わします。そして、決済が実行され、引き渡しとなるのです。引き渡し完了後に引っ越しを済ませ、無事入居となります。

スケジュールに余裕を持っておくとよい

不動産の購入は、数日で済ませられるものではありません。希望の物件が見つからなかったり、住宅ローンの審査が難航したりすると半年~1年かかることもあるでしょう。通常、不動産の購入は1か月半~2か月半が一般的とされています。ただ、住宅ローンの審査や売買契約は平日にしかできない手続きです。そのため、平日が仕事で忙しければ、なかなか手続きを進められない方もいるのです。引き渡しから引っ越しまでの期間や、住宅ローンの審査に時間がかかることを考慮し、スケジュールに余裕をもって検討し始めることをおすすめします。

また、家庭によってはお子様の入学前に引っ越したい、年度末の入居を検討しているなど、絶対に住み始めたい時期を決めているところもあるでしょう。不動産の購入は焦って手続きをしたり、物件探しをしたりすると余裕がなくなって、大きな見落としをする可能性があります。精神的ゆとりをもって不動産の購入を進めるためにも、余裕をもったスケジュールで動き出しましょう。

まとめ

不動産の購入は人生で最も高い買い物になる可能性があります。そのため、失敗しないように、購入までにかかる時間を調べたうえで検討し始めるようにしましょう。一般的に不動産の購入は1か月半~2か月半とされていますが、物件探しや手続きに時間がかかればその分購入までの期間が長くなります。しかし、焦って物件探しをすると、冷静な判断ができなくなってしまう可能性もあります。つまり、不動産の購入は余裕を持ったスケジュールでスタートすることがポイントなのです。

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