大阪で理想の家探し!マンションと一戸建てのどっちがおすすめ?
マイホームの購入をする際には、お金のことや生活面において将来を見据えて検討することが必要です。マンションか一戸建てのどちらがよいのかを決めかねていませんか?継続的にかかる費用やそれぞれのよい点を知っておくことで、後悔のない住まい探しができます。今回は長く住み続けられる家を選ぶためのポイントを紹介します。
マンションと一戸建てはどっちがお得?
マンションと一戸建てはどちらがお得なのでしょうか。土地と建物の価格面のみを比較してみるとやはりマンションの方が割安です。マンションの土地は共有することになりますが、一戸建ての場合には土地も建物もすべて持ち主が専有するためです。
一方で家の購入を決めたときには土地と建物以外にもかかる費用があります。細かく内訳を見たときに差が生じるのでしょうか。マンションと一戸建てで共通してかかる費用には、所有する土地や建物が誰のものでどこにあるのかを記録する不動産登記の手続き費用や、ローンを組む場合には銀行の手数料、必要な場合には保証会社に支払う保証料があります。
さらに万が一の災害に備えての火災保険や地震保険は10年ごとや5年ごとに継続手続きが必要な契約が多く、定期的にまとまったお金の支払いが必要です。土地や建物に対してかかる固定資産税も毎年の支払いが必要となります。
つぎにマンションと一戸建てでは大きく異なる費用についてです。マンションの場合、毎月の修繕積立金や管理費、駐車場代や駐輪場代と、数年に一回は修繕積立一時金としてまとまったお金の支払いが必要となるでしょう。
戸建ての場合には、スペースがあれば駐車場代は不要、毎月の決まった支払いは住宅ローンのみとなりますが、メンテナンスや修繕が必要な場合の費用は自分たちで貯めておく必要があります。1階と2階で別れていたり部屋数が多かったりする場合には、光熱費がマンションよりも多くかかってしまうこともあります。
マンションと一戸建ては住み始めてからかかる費用がそれぞれ異なるため、どちらがお得かということは一概にはいえません。
マンションと一戸建てはどっちが快適?
快適と思える住まいはライフスタイルにより異なります。電車やバスなど公共交通機関をよく利用する場合には、マンションを選ぶ方が便利なのではないでしょうか。駅の近くに立地している物件が多くあるからです。
また、マンションは監視カメラの設置やオートロックシステムなど防犯設備が充実していて、管理人さんが常駐しているところもあり、セキュリティ面においてとても安心感があります。さらに鉄筋コンクリート造りのマンションは、保温性にも優れており、快適な室温で過ごすことができるでしょう。
一方で、一戸建てでの暮らしは、となり近所との家の距離が適度に保たれているため、生活音をそこまで気にしなくてもよいのが利点です。足音などあまり気にすることなく生活できるので、小さい子どもがいる家庭でも気疲れすることが減りますね。
そして、駐車場のスペースを自宅の敷地に作ることができ、駐車場代がかからず、雨に日や荷物が多いときにも負担が少なくてすみます。車をよく利用する場合にはとくに重要なポイントとなるのではないでしょうか。さらに、庭付きの一戸建てであれば、子どもを安全に遊ばせたり自宅にいながら外のスペースでくつろいだりできるのでおすすめです。
このように、マンションと一戸建てではメリットがまったく異なるため、それぞれのポイントを比較して検討することが必要です。
長く住むならマンションと一戸建てはどっちがおすすめ?
部屋がワンフロアでバリアフリーにできる、公園やキッズスペース、コンシェルジュの在中など共有のサービスに魅力を感じる方にはマンションがおすすめです。定期的な支払いで建物の修繕費用などを自分たちで用意する必要がないので、管理がラクなのもよいですね。
将来的には2世帯住宅にしたい、建物が老朽化してきたときにはリフォームや建て替えをしたい、次の世代に土地を残したいと考えている方には一戸建てがおすすめです。建物の管理を自分たちで行わなければならない一方で環境の変化にともなう自由度が高いのが特徴といえます。メンテナンスにかかる費用がどのくらいなのか、予算を立てておくと安心です。
また、一般的には鉄筋コンクリート造りのマンションが耐久性に優れているように思われますが、最近では特別な技法で木造の一戸建ても寿命が伸びており、いずれも定期的な修繕を行うことで長く住み続けることができます。自分たちが求めているポイントを抑えて、建物の管理面や日々の生活の中で重要なこと、将来のことも視野に入れておくと長く住み続けられる家を決められるのではないでしょうか。
マイホームの購入は人生においてとても大きなイベントです。近年、ライフスタイルが多様化し、一戸建てに限らず、分譲マンションを選択する方も増えています。大切な家に長く住み続けるために、継続的にかかる費用やメリットを知り、マンションと一戸建てのどちらが快適に生活できるかを考えることが重要です。