大阪の住みやすいエリアを紹介!
大阪と聞いて、みなさんはどんなことをイメージされますか?メディアの影響でにぎやかな印象を持つ方が多いと思いますが、実際はエリアによって異なる顔を持っています。そのため、住みやすさもエリアごとに変わってくるでしょう。
そこで今回は、大阪の住みやすいエリアをまとめてみました。各エリアの魅力を知りたい方や物件を探している方は、ぜひ参考にしてください。
【福島区】都会と下町のバランスが魅力的
福島区は、大阪24区のひとつで、梅田までのアクセスが良好な人気エリアです。都会と下町のバランスがよいので、幅広い年齢層が住みやすく、街全体もしっかり整備されています。
昔ながらの飲食店が立ち並ぶ
福島区は、場所によって異なる顔を持っているのが特徴です。そのため、なにわ筋沿いに南下していくと、多国籍なレストランが軒を連ねており、ラーメン激戦区としても知られています。メディアで紹介されるグルメなお店も多いので、若者を中心ににぎやかな雰囲気があるのも印象的でしょう。
一方で、路地に入ると昔ながらの商店街や飲食店が風情を感じるエリアです。隠れ家的なお店も多く、何度訪れても飽きない魅力があります。「ザ・下町」の雰囲気は、親しみやすさも感じられるでしょう。
進化を続けるエリア
さらに、福島区の北側にはタワーマンションが続々と建設されています。最近では51階建て総戸数871戸の大規模タワーマンションが登場しており、朝日放送グループ本社や多目的ホール、おしゃれなレストランなど、都会の雰囲気が感じられる街並みです。
また、タワーマンションや高層ビルが多いことから、災害を考慮した緊急避難所が選定されているのも特徴です。
ファミリー世帯には野田駅周辺がおすすめ
福島区はエリアによって特徴や雰囲気が異なるため、なにを重視するかによっておすすめエリアが変わってきます。たとえば、レストランや居酒屋など、飲食店が多いエリアを選ぶなら福島駅や野田駅の周辺がおすすめです。
一方でファミリー世帯は、大型ショッピングセンターが近くにある野田駅や阪神野田駅が住みやすいかもしれません。
【大正区】交通アクセスが便利なリトル沖縄
大正区は、区全体が運河に囲まれた特徴的なエリアです。リトル沖縄ともいわれているほど、街中のいたるところに沖縄料理店が立ち並んでおり、沖縄由来のものも少なくありません。
アクセスしやすい立地
梅田や難波など、主要駅へのアクセスが良好です。大正区は、JR大阪環状線・大阪メトロ長堀鶴見緑地線が利用でき、なんば方面にバスもとおっています。
またそれぞれ運行本数が多いので、ストレスになりません。移動したいときに乗車でき、待ち時間もほとんどないでしょう。
買い物環境が充実
生活するうえで欠かせないのが買い物環境です。大正区にはスーパーマーケットやホームセンターをはじめ、生活に便利なお店が駅周辺に集結しています。エリアによってお店の規模は違うものの、徒歩圏内でアクセスできるところが多いので、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い方が安心して生活できます。
大阪府内唯一のIKEAといわれている「IKEA鶴浜」も存在します。
子育てしやすい
住環境は整っているものの、街全体はどこか下町を感じるのが大正区の特徴です。そのため、駅から少し離れると昔ながらの民家も多く、家賃相場もそれほど高くありません。
ほかのエリアに比べて治安も比較的よいほうなので、子育てもしやすいでしょう。区内には「千鳥公園」や「泉尾公園」など緑豊かな公園もあります。
【西区】人気スポットが多いおしゃれなエリア
大阪市のほぼ中央に位置している西区は、おしゃれな街として人気があります。なかでも堀江は映えスポットになるカフェやレストランも多いので、とくに若い世代から支持されています。
一方で堀江の東側には、通称アメ村と呼ばれている「アメリカ村」があります。全体的に若者向けのショップ・飲食店が多いエリアですが、西側は住宅街になっているので、年配の方でも安心して生活できるでしょう。
家賃は少し高め
大阪市内のなかでは、家賃相場が少し高いといわれています。市のほぼ中心にあることも大きく関係していますが「人気エリア」というのも理由のひとつです。
人気エリアというのは、たとえば交通利便性が高い・治安がよい・買い物環境が整っているなどが挙げられますが、総合して住環境のよさや魅力的な街ということになります。しかし、家賃が高いということは、万人受けしにくいというデメリットもあります。とくにファミリー世帯はお金がかかるため、家賃が高いエリアは選びにくく感じるでしょう。
とはいえ、西区にもいろんなエリアがあり、駅から離れると家賃は安くなります。また単身世帯であれば、1LDKでも十分な間取りなので、そこまで高額な家賃になることはありません。
東側・西側で特徴が異なる
同じ西区でも、東側と西側では住みやすさは異なります。
東側は、いわゆる若者のエリアといわれており、若者向けのショップや飲食店がところ狭しと立地しています。アメリカ村もあるので、一日をとおしてにぎやかな印象があります。そのため、静かに暮らしたい世帯には、少々住み心地が悪く感じるかもしれません。
東側と打って変わって、マンションや戸建てなどの住宅が広がっているのが西側です。比較的静かな街並みになっており、子どもが遊べる公園も立地しています。周辺には大型ショッピングセンターやホームセンターもあるので、買い物やお出かけにも最適でしょう。
また、西側には「京セラドーム」があることでも有名です。
【都島区】ベッドタウンとして有名な住みよい環境
大阪市のベッドタウンにもなっている都島区は、主要駅へのアクセスも良好で、とくに梅田方面へは約5分で移動できます。それでいて街並みはそれほど混雑しておらず、幅広い世帯が住みやすいと感じるでしょう。
ベルパークシティがある
都島区といえば、ベルパークシティを浮かべる方も多いのではないでしょうか。高層マンションが立ち並ぶ一角で、エリアのなかでもっとも規模が大きいマンションになります。最寄り駅からのアクセスも良好なため、住環境も抜群です。
またショッピングセンターや家電量販店なども隣接しており、緑も豊かなので、子育て世帯にも人気でしょう。春になると屈指の花見スポットになるほど、桜が咲き誇ることでも知られています。
ファミリー層に人気
都心部ほど混雑しておらず、ほどよく都会を感じる都島区は、とくにファミリー層に人気があります。たとえばベルパークシティなら、周辺に買い物環境が整っており、最寄り駅も2つ利用できます。子育てしやすいのも大きな魅力になっています。
もちろん、ベルパークシティ以外にも、エリアによってさまざまな特徴があります。春には花見、夏には日本三大祭りのひとつである天神祭も開催され、地域性も高いでしょう。
【城東区】治安がよく安心して暮らせる
城東区もまた、ベッドタウンとして有名なエリアです。高い場所に位置していることから見晴らしもよく、東には大阪城を一望できます。
一番の魅力は「治安のよさ」でしょう。街全体で防犯対策に取り組んでいるので、幅広い世帯が安心安全に生活できます。
落ち着いたベッドタウン
城東区は、ベッドタウンでありながら、落ち着いた雰囲気が印象的です。都会のようなにぎわいはないものの、駅周辺には商業施設が立地しているため、利便性は非常に高いでしょう。
そしてなんといっても、治安のよさです。街全体で防犯などに取り組んでいるので、ほかのエリアに比べて悪い噂がほとんどありません。そのため、小さなお子さんがいるファミリー世帯でも安心して生活できます。
交通利便性が高い
大阪メトロ長堀鶴見緑地線や大阪メトロ今里筋線などの地下鉄が充実しているので、京橋駅や心斎橋駅といった主要駅へのアクセスが容易です。また、少し北に行くと京阪電車やおおさか東線も走っているため、通勤通学や買い物でも困りません。
まとめ
大阪の住みやすいエリアを5つ紹介しました。同じ市内でも、エリアによって住環境がまったく異なります。また、最寄り駅からの方角によっても特徴や印象が変わってくるため、物件を探す場合はいろんなエリアと比較するのがベストです。
今回紹介したエリアも、おしゃれな街、昔ながらの雰囲気が残る街、ベッドタウンなど、それぞれに魅力があります。引越しを検討している方は、何を重視するかも含めて住みやすいエリアを探してみてください。